仕事のカギは「自己管理」にあり

エンジニアが働く上で、どのような仕事のコツがあるのでしょうか。例えば、スキルを身につけるために、積極的に勉強会に参加することや、ソフト、ハードを問わず、様々な機材を扱えるようになる、情報収集を行うなど、様々な方法で仕事を効率よく行っていくことができます。

しかし、そういったコツの基礎となるものがあるのです。それが、自己管理です。社会人としても自己管理能力は身につけていくべきものだという認識が一般的ですが、エンジニアにとっては特に重要になります。なぜかというと、エンジニアの仕事は、個人作業の集合によって成り立つチームワークだからです。

エンジニアの案件は完全に一人で行うこともありますが、基本的には複数人のエンジニア、プログラマーによるチームで働くことが主です。その際に、いろいろな作業を割り振られることになりますが、自分の実力を適切に把握していなければ、身の丈に合わない作業を受け持ってしまうかもしれません。

また、複数の作業を同時並行して行う際は、それぞれの納期を管理していなければ、チームやクライアントに迷惑が掛かってしまいます。そういった場合は、自分の力量を知ったうえで、上司や仲間に相談するなどの対策を取ることが必要ですが、それも確実な自己管理があってのことです。もちろん、体調管理によって仕事が滞ってしまう場合もあります。やむを得ない場合はもちろんありますが、基本的には自分の体調は自分で管理するのが社会人の務めです。チームで働くエンジニアとして、自分のことを常に把握するように心がけましょう。